す、素敵な写真集を見つけました?
19~21世紀のヨーロッパのブローチを中心に、「さまざまな素材」「ヴィンテージの世界」「作家たち」「モチーフいろいろ」という4つのカテゴリーで、たーっぷり約800点のアンティーク&ヴィンテージブローチが紹介されています。
ページをめくるたびにバラエティ豊かなブローチに出会えて、まるで宝石箱のような1冊。
この写真集がおもしろいのは、ゴールドや貴石を使ったファイン・ジュエリーではなく、「コスチューム・ジュエリー」「イミテーション・ジュエリー」「クチュール・ジュエリー」と呼ばれる作品が紹介されていて、個性豊かなところ。
美術館を探索している気分になるような芸術的なものやゴージャスなものから、もっと身近でかわいい作品まで。それぞれの個性ある物語を感じ取ることができます。10月13日出版予定。
少しだけ、本の中を覗いてみましょう
1章 | さまざまな素材 |
2章 | ヴィンテージの世界 |
3章 | 作家たち(イザドラ・パリ/ステファン・ラヴェル/シレア・パリ/カオリ シモムラ/マリアンヌ・バトル/ラ・トンキノワーズ・ア・パリ/クレアシオン・フランス) |
4章 | モチーフいろいろ |
陶器のブローチ
陶器のブローチが大量に作られ始めたのは1930〜40年代です。陶土で作られる陶器は、豊富な原料と作業のしやすさが特徴で、釉薬をかけて窯で焼くと固く防水性のある素材になります。
ヴィンテージのブローチ
左頁 上段:クリスチャン・ディオール1980~90年代/左下:ゲラン1980~90年代/右下:クリスチャン・ラクロワ1990年代初期 右頁 左上:ランバンの作品/左下:イヴ・サンローラン1980~90年代/右:イヴ・サンローランの作品
シレア・パリのブローチ
シレア・パリのテーマは自然(花、葉、動物、昆虫)を中心に、アールデコ風の幾何学模様や人形。その創造性と質の高さは世界で認められており、必要な技術を持つ職人を育てるには何年もの修行が必要とされるのです。
犬のブローチ
すべてフランス・ドイツ・イタリアで作られた作品。
著者
著者:エリック・エベール
ボタン・アクセサリー専門家。フランス、パリ近郊在住。
パリのヴァンヴの蚤の市に、幅広い時代に作られたボタンとアクセサリーの専門店を出店している。
関連書籍
「世界の美しいボタン」
18~20世紀のヨーロッパのボタンを中心に、七宝・ガラス・メタル・貝・木などの素材別と、主要なボタン作家別に約750点のアンティーク&ヴィンテージボタンを紹介。
ボタンの歴史がわかるコラムや、フランスと日本の手芸店・博物館の情報も掲載。
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世界の美しいブローチ
きらびやかなアンティーク&ヴィンテージブローチコレクション
19~21世紀のヨーロッパのブローチを中心に、素材別 / ヴィンテージブローチ / 作家のブローチ / モチーフ別という4つのカテゴリーで、約800点のアンティーク&ヴィンテージブローチを紹介。ページをめくるたびにバラエティ豊かなブローチに出会える、まるで宝石箱のような1冊です。 |
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世界の美しいボタン
宝石のようなアンティーク&ヴィンテージボタンコレクション
18~20世紀のヨーロッパのボタンを中心に、七宝・ガラス・メタル・貝・木などの素材別と、主要なボタン作家別に約750点のアンティーク&ヴィンテージボタンを紹介。ボタンの歴史がわかるコラムや、フランスと日本の手芸店・博物館の情報も掲載。 |